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思考実験トロッコ問題の正解を探る。別のパターンも考えたら面白かった。功利主義・二十結果論

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どうも、思考実験大好き、さささきです!

みなさん思考実験って聞いたことありますか?僕は先日読んだ本で知ったのですが、これがとても面白かったので紹介します。

人生の様々な場面で考えさせられることがありますが、思考実験をやっておくと自身の思考パターンが見えてきやすくなると感じました。あとは、論理的思考力が鍛えられるというところでしょうか。

 

では、さっそく思考実験をご紹介しますね。

 

トロッコ問題 思考実験

 

代表的なトロッコ問題の例

あなたは路面電車の運転手をしています。

前方に5人の作業員の姿が見えます。慌ててブレーキを踏むも、ブレーキは効かない。

 

このままでは5人を轢いてしまうという状況で、右にハンドルを切れば別の路線に回避することができる。しかし、そちらの路線には1人の通行人がいる。

そのままの進路では5人、右に路線変更をすれば1人を轢いてしまうことは避けられない。

このような状況であなたはどのような選択をするかという内容です。

 

ちなみにこの6人とは一切面識がなく、大声をあげるなどをしても轢かれることを回避する方法はありません。

※自分が運転手ではなく、路線変更の唯一の切り替え役や橋の上から観ているという別パターンもあります

 

イギリスの哲学者フィリッパ・フットが提起し、日本では「ハーバード白熱教室」で有名なマイケル・サンデル教授のおかげで広く知られるようになったそうですよ。

これは思考実験としては、とても有名なものだそうです。全然知りませんでしたが・・・

 

多数派の意見

この思考実験では「1人を犠牲にして5人を助ける」選択をする人が多数派になります。

有名な思考実験であるだけにデータも複数あり、だいたい85%以上の人が「スイッチを切り替えて5人を助ける、そのために1人を犠牲にする行動を起こすことは許される」と回答しています。

 

ハンドルを右に切る人の心理・理由を考察

多くの人が助かったほうがいいと考えるから

 

5人を轢く人の心理・理由を考察

・もともと5人は轢かれる運命にあった

・自分の手で1人の命を奪いたくない。

・1人の人はトロッコの進行方向とは関係な居場所にいるのだから、この人を巻き込むことは間違っている。

 

別パターン

橋の上から暴走する列車を見つけた場合

別のパターンとして、橋の上からたまたま暴走する列車を見つけたという設定もあります。

暴走列車が5人の作業員に突っ込んでいくが、5人の作業員は気が付かず声も届かないので止めようがない。

たまたま自分の横には太った男がおり、その男を突き落とせば列車を止めて5人の命は救われる。ただし、太った男は死んでしまうという設定です。

イジワルな設定ですね。

 

この条件では、先ほどはハンドルを右に切るという選択をした人でも太った男を突き落とさない選択をすることが多くなるとのこと。

いくらなんでも5人を救うために積極的に1人の男を犠牲にするのは抵抗があるということでしょう。

 

同じ1人を犠牲にするという行動でも、状況によって判断は変わりますね。

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思考実験の正解選択と考え方

自分自身の選択の理由がハッキリ分からないこともあるでしょう。これから、考え方のヒントとなるものをご紹介します。

 

功利主義の考え方

5人より1人を轢く方が正しいと考える場合

このような、数が多いほど正しいという考え方は功利主義と言います。

これはイギリスの思想家ジェレミー・ベンサムによって唱えられた考え方です。

 

この考えに基づくならば、5人の命を助けるために1人の命を犠牲にする行動は正しいということになりますね。

太った男を突き落として5人を救う場合も、正しい選択として正当化されることになります。

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二重結果論の考え方

中世の哲学者トマス・アクイナンの「二重結果論」の考え方も紹介します。

道徳的に良い行いがたまたま悪い副作用を生むのは仕方ないが、良い結果を引き起こすために悪い行動をするべきではないというもの。

 

この考え方では、橋の上の男を突き落としてまで5人の命を救おうとするのは正しくないという考え方になります。

 

トロッコ問題 僕の選択

 

自分が運転手の場合

右にハンドルを切る。

この状況では5人轢いてしまうよりも1人轢いてしまう方が被害が少ないからという理由です。功利主義の考え方ですね。

 

自分が唯一の路線の切り替え役の場合

自分が運転手でなく、傍観者である場合は何もしません。

 

トロッコが右方向に進路を変える選択を「自らの手で」することによって、罪の意識が生まれるからです。本来、人数が少ないから罪の意識が小さくなるということもないと考えています。

 

自分がした選択によって人が死んだということになれば、その罪悪感は一生付きまとうでしょう。

何もしなければ5人死んでしまうわけですが、自分は何もしなかっただけなので罪の意識は小さくなると考えます。

 

何もしないことで間接的に5人死んでしまったとしても、自分が何か責任を負うことはありません。積極的に殺したわけではないというところが選択の理由です。どうにかできなかったのだろうかと悩む可能性はありますが、何もしなかっただけですから、罪悪感は一番小さく済むと考えての選択です。

 

橋の上から見ている場合

太った男は突き落としません。

 

いくら5人を助けるためとはいえ、何もしなければ死ぬことがない男を突き落とすのは間違っていると考えます。

この男を突き落とせば1人が犠牲になり5人が助かるので功利主義では正しいことになりますが、二重結果論の考え方を支持します。

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まとめ

上記の状況に置かれた時、あなたはどんな選択をしますか?

様々な状況における選択には、正解がありません。自分自身がどのようなことを考えて選択するかというだけの話です。

 

自分自身が納得した答えを出せるように、思考実験をやってみると面白いと思います。

これから轢かれる5人、もしくは1人が親族だったら?犯罪者だったら?高齢者だったら?子供だったら?有名人だったら?このように色んなパターンを考えてみると面白いですよ。

 

徹底した功利主義に立つならば選択はブレないでしょうが、多くの人は状況によって選択が変わることでしょう。

最後に、面白い思考実験がたくさん載っている書籍を紹介します。大人1人で読んでも楽しいですが、子供と一緒にやってみるといい勉強になるでしょう。

 

思考実験のオススメ書籍
オススメの書籍としては、「一流の考え方が身につく思考実験ビギナーズ」です。

これは子供でも読んでわかりやすいので、最初に取り組むにはうってつけです。

それでは物足りない!という大人の方には、突然頭が鋭くなる42の思考実験がオススメです。哲学的視点から考察されているため、読んでいてとても勉強になります。

興味のある方は、読んでみてね。

それでは!

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