さささきです。
この記事は個人的に超ムナクソ悪い話です。ムナクソ悪くなる可能性があるので、注意してください。
先日、僕の知人から聞いた話があまりに衝撃的でムナクソが悪かった。
僕の知人は「身体が不自由」で「ヘルプマーク」を鞄につけています。
ヘルプマークって何?
義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。
ヘルプマークの配布や優先席へのステッカー標示等を、平成24年10月から都営地下鉄大江戸線で、平成25年7月から全ての都営地下鉄、都営バス、都電荒川線、日暮里・舎人ライナーで開始し、さらに、平成26年7月からゆりかもめ、多摩モノレールへと拡大して実施しています。
また、平成26年7月から民間企業への働きかけも実施しています。
ヘルプマークを身に着けた方を見かけた場合は、電車・バス内で席をゆずる、困っているようであれば声をかける等、思いやりのある行動をお願いします。
ヘルプマーク使用者の超ムナクソ悪い話
知人が電車に乗っていたところ、知らないおじさんに「人間のできそこない」と言われたそうです。
知人は、笑顔で 「人間は全員どこか必ずに欠点があるんだから、私はそれが身体で良かったと思ってます。言葉を人を傷つけるためにしか使えないあなたの欠点よりずっとマシです」 と言い返したとのこと。
僕がその状況だったら、まず笑顔でいられないだろう。
正直、面と向かってそんなストレートに最低発言をする人間が存在すると思っていなかったから、ビックリした。
20歳前後で言われていたら、キレて言い争っていたかもしれないけれど、今もしも言われたら、ビックリしすぎて何も言えないかもしれない。
「えっ?えっ?」ってなるかも。
ちなみに、酔っぱらっている風ではなかったそうです。
世の中には色んな人がいるなぁと思ってはいたけれど、こんなゲス人間もいるんだなと思った。
世間では、不倫したことでゲス男って散々叩かれまくっている人がいるけれど、こういう人間が本当のゲスの極みだと感じる。
犯罪者のことも考えると、「極み」とは言い過ぎかもしれないけど、ヘルプマークつけている人の中にはメンタルが不安定な人も結構多い。
そのオジサンの言葉は、人ひとりの人生を崩壊させたとしてもおかしくないほどの圧倒的破壊力を持った発言だったと思う。
メールやブログでの文章と違って、言葉は出してしまったら消せないからね。
破壊力のある発言は、銃弾やミサイルと一緒って思ってほしい。
なんか本当に悲しくなったね。
言われた本人は「言い返すことができてスッキリした」と言っていたこと。
強い心を持っている方で本当に良かったなぁと思う。
【やさしさってなんだろうか】
僕はブログを始めてから、思ってたより世の中やさしい人ばっかりなんだなって思ったんだよね。
ブログを始める前は、ネットの世界は誹謗中傷で溢れ、何か自己主張すると、すぐに暴言で人を叩きまくる世界だと思っていた。
キングコング西野さんが定期的に叩かれまくって炎上しているけれど、あれはあくまでわざと炎上させているということが分かった。
計算して好きで炎上させてるから、あれは本当の炎上ではないんですよ実は。
匿名で荒れやすいネットの世界ですら、実はやさしい人ばかりだなぁと感じていたところに、今回の事件の話を聞いた。
なんだろうね。自分の周りにネットの世界でも、リアルの世界でも「やさしい人」がいっぱいいて、囲まれているから、相当幸せな環境にいるなって感じるね。
このゲス発言をしたオジサンに【ゲスマーク】を叩きつけてやりたい気持ちもあるけれど
そんなことしても意味ないから、どうせなら【やさしさライセンス】を無理やりにでも渡したい。
すべての人が【やさしさライセンス】をもっている世界だったら平和だろうなとか子供みたいなことを考えた日だった。
ヘルプマークの認知度が正しく高まることと、やさしさライセンス取得者が1人でも多くなることを願います。